夏の暑い日、子供の頃を思い出すような釣り体験をしました。
小学校の頃は、近くに大野川があるので夏休みには毎日のように釣り、魚とりと川に浸かってました。
なかでもよくやったのは、手長エビ釣りです。
裏山から笹竹を切り出し、節をきれいにして乾燥させて1本竿を作ります。
せいぜい3mくらいだったと思うが、子供だったのでもっと長く感じたかもね。
それにラインを結び、最小やまべ針を真結びし、カミツブシで結び目を補強する。
これだけの仕掛け、よくいえばミャク釣り、実際はブッコミ釣り。
この竿を5,6本作って川へ出かけた。
畑でシマミミズを掘り、大野川の流れのゆるい石ころだらけのいつもの場所へ着くと釣り座を構える。
用意した竿すべてにエサをつけて、放射状にブッコミ川面に浮かべる。
手長エビがかかると竿をスゥーと引っ張っていく。
すかさず竿を持ち上げるとピシッピシッと尻尾を跳ねながら手長エビが上がってくる。
5、6本の竿がかわるがわるスゥーと持っていかれ手長エビが釣れる。
子供のとき以来に渓流竿でやってみた。
結果は1匹も釣れなかったが、しみじみノスタルジーに浸りました。
今思えば子供っていうのは遊びの天才だったんだとつくづく思います。
写真の収穫は、深夜懐中電灯で寝込みの手長エビを網で掬った結果です。
場所は北川の支流鐙川で、九州最後の清流ではないかと確信している川です。
一点の曇りのない流れで、光る目も、あらわになった細長い手もまる見えで、尻尾側に網を構え正面から足で追い込むと、まんまと網に収まります。
2時間くらいで40匹くらいは獲ったのでは?、素揚げでビールは最高でした。
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