【五ヶ瀬川水系】祝子川 ヤマメ空振り
渓流釣りの解禁は3月1日ですが、久しく渓流にも出掛けてなく、緒方町への遠出のついでに、昔よく通った祝子川まで足を伸ばしました。『ほうりがわ』と読みます。
初めて行ったのはかれこれ18年くらい前になりますが、当時の渓谷と、清流の美しくさは深く記憶にプリントインされております。
今回10年ぶりくらいに行って、様子が少し変わっているのにガッカリしました。
木は伐採され、シキミなどの花き栽培が行われ、重機によって森深くまで開墾されて渓谷は明るくなって、その幽玄さは感じられなくなっておりました。
15年前はヤマメの魚影も濃くて、焚き火を囲んでヤマメの塩焼きを肴に旨いお酒を飲んだものでした。
そのヤマメも姿を見ることができず、森林浴のフィトンチット効果も、沢歩きによるマイナスイオン効果も享受できたでしょうか?
以前は流れのあちこちに葉ワサビがありましたが、今回1株の葉ワサビを見ることはありませんでした。
写真の風景のみが、つげ義春の『赤い花』がシンクロした一瞬でした。
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