2012年05月25日
【鶴見半島】丹賀港 チヌ
釣りをする中で、いろんな価値観でその人の釣りスタイルに傾向が出たりする。
たとえば、ルアーフィッシングしかやらない人、1年中モイカ釣りしかしない人、キャッチ&リリースな人などである。
自分はどうかと考えたときに、典型的な節操のない単なる釣りバカといえる。
このブログを見れば一目瞭然、海釣り、渓流釣り、モクズカニ採り、テナガエビ掬い、はたまたナマコ掬いとなんと節操のないことか。
あえてポジティブに自己分析すると、旬のものを好きな釣り方で釣って、お酒と一緒においしくいただくことに至福を感じるという感じ。なんと即物的であるか、精神レベルは原始人である。
それに比べて、ルアーフィッシングのキャッチ&リリースな釣り人のなんと精神の気高いことか。尊敬します。
この原始人は、前回のクロ釣りのチヌ入れ食いに浮かれて、ホイホイとチヌを正式に狙いに行ったのである。
前回はクロの外道、今回はチヌの仕掛けで旬のチヌを狙う、「狙えばチヌだって釣ることができるよ」。
というプライドをかけた釣行となった。
時は5月18日、場所は鶴見半島の丹賀港での夜半釣り。マリンクラブハウス裏手から波止水道部を釣る。
仕掛けおよびコマセは別途紹介することとして、波止チヌ釣りのセオリー通りに釣る。
まず最初に、微妙なあたりでヒットしたのは、いわゆるキンギョ。念仏ダイだった。
ときどきキンギョが当たってくる。のんびりいくかと、置き竿にしてクーラーからビールを取り出したとき、ガタッと竿が引き込まれた。バッカンにリールが引っかかって留まった。危ない危ない油断大敵である。
慌てて巻きあげランディングしたのは、スズキ45cmだった。
「ははーん。これは釣れてたキンギョにヒットしたな」、キンギョがスズキに出世したわけで大化けである。
わらしべ長者になった気分である。
時間はたっぷりあるので、しばしビール、晩飯、ワインとくつろいだ。
そろそろまじめにチヌを狙うかと、タナを正確に取りなおし、コマセを切らさず打って仕掛けを1点に投入する。
波に上下していたウキが静止し、かすかに沈む。「きたな」ゆっくり竿を立て合わせるとズシリと乗った。
狙い通り、45cmの丸々と太った本命である。
その後35cmの真アジを追加する。これで酒の肴には十分の釣果なので夜半の部は店仕舞いとする。
翌早朝もやってみるが、ギザメ、フグが次々に当たってくると釣り気がどんどん下がっていき、気力ゼロになったので納竿した。
チヌはツガイで行動すると言われ、1匹釣るとすぐそばにいるもう1匹が釣れると言われたりする。
1匹釣っただけだと、離ればなれにしてしまったとセツナイ気分になったりもする。
自分が釣ったチヌはアウトローの気高いヤツだったと、勝手に物語を作ったりして誤魔化したりしてしまう。
チヌとはそんな気持ちにさせる魚なのですね。
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自分はどうかと考えたときに、典型的な節操のない単なる釣りバカといえる。
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あえてポジティブに自己分析すると、旬のものを好きな釣り方で釣って、お酒と一緒においしくいただくことに至福を感じるという感じ。なんと即物的であるか、精神レベルは原始人である。
それに比べて、ルアーフィッシングのキャッチ&リリースな釣り人のなんと精神の気高いことか。尊敬します。
この原始人は、前回のクロ釣りのチヌ入れ食いに浮かれて、ホイホイとチヌを正式に狙いに行ったのである。
前回はクロの外道、今回はチヌの仕掛けで旬のチヌを狙う、「狙えばチヌだって釣ることができるよ」。
というプライドをかけた釣行となった。
時は5月18日、場所は鶴見半島の丹賀港での夜半釣り。マリンクラブハウス裏手から波止水道部を釣る。
仕掛けおよびコマセは別途紹介することとして、波止チヌ釣りのセオリー通りに釣る。
まず最初に、微妙なあたりでヒットしたのは、いわゆるキンギョ。念仏ダイだった。
ときどきキンギョが当たってくる。のんびりいくかと、置き竿にしてクーラーからビールを取り出したとき、ガタッと竿が引き込まれた。バッカンにリールが引っかかって留まった。危ない危ない油断大敵である。
慌てて巻きあげランディングしたのは、スズキ45cmだった。
「ははーん。これは釣れてたキンギョにヒットしたな」、キンギョがスズキに出世したわけで大化けである。
わらしべ長者になった気分である。
時間はたっぷりあるので、しばしビール、晩飯、ワインとくつろいだ。
そろそろまじめにチヌを狙うかと、タナを正確に取りなおし、コマセを切らさず打って仕掛けを1点に投入する。
波に上下していたウキが静止し、かすかに沈む。「きたな」ゆっくり竿を立て合わせるとズシリと乗った。
狙い通り、45cmの丸々と太った本命である。
その後35cmの真アジを追加する。これで酒の肴には十分の釣果なので夜半の部は店仕舞いとする。
翌早朝もやってみるが、ギザメ、フグが次々に当たってくると釣り気がどんどん下がっていき、気力ゼロになったので納竿した。
チヌはツガイで行動すると言われ、1匹釣るとすぐそばにいるもう1匹が釣れると言われたりする。
1匹釣っただけだと、離ればなれにしてしまったとセツナイ気分になったりもする。
自分が釣ったチヌはアウトローの気高いヤツだったと、勝手に物語を作ったりして誤魔化したりしてしまう。
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Posted by カゲロヲ at 15:44│Comments(0)
│鶴見半島エリア
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